iPS細胞・再生医療関連株

研究・開発が進展するたび、大きなニュースとなり市場の期待も高まる「再生医療」。
世界的に需要の高い技術として、政府が多くの資金を投入する国策であり、更なる市場拡大が望める今、急騰する可能性が高い「iPS細胞の本命・出遅れ株」を知りたいという方も多いのではないでしょうか?

再生医療・iPS細胞の分野が進展し続ける近頃は、わずか7か月でテンバガー(株価10倍)を達成したタカラバイオ(4974)約4.4倍の急伸を見せたセルシード(7776)など、買い材料が出るたびに、多くの銘柄に動意が見られています。

2019年2月18日には、世界初となるiPS細胞を利用した脊髄損傷の臨床試験計画が厚生労働省から認可されたと大きく報道され、ますます目が離せません。
そこで、再生医療・iPS細胞関連の一覧から過去に急騰した銘柄と要因、テーマ株相場を先導する本命株それに追従する出遅れ株といった、2019年に注目すべき個別銘柄までわかりやすくご紹介します。

再生医療・iPS細胞関連株の一覧

コード銘柄名株価事業内容
2191テラ319円樹状ワクチンによるガン免疫療法の研究開発 昨夏に特定細胞加工物製造の許可を申請
2370メディネット82円免疫細胞療法総合サービス・細胞加工業が主力 細胞医療製品事業・再生・細胞医療のトータルソリューションを提供
2395新日本科学880円前臨床試験受託国内トップ 医薬品の開発過程を支援する各種受託事業を展開
2397DNAチップ945円遺伝子解析検査サービス事業を手掛ける 研究受託事業は大学や研究機関などにDNAチップを提供
3386コスモバイオ1,116円研究用試薬・機器臨床検査薬の輸出入販売事業 商社・メーカー機能など約1,200万の品揃えが強み
3446Jテック・C4,230円各種高精度ミラーの制作販売、医療・バイオ向け各種自動化システムの制作販売等を手掛ける
4503アステラス1,734円国内医薬品大手 日尿器疾患や移植、ガン領域に強みを持ち、再生医療にも注力
4506大日本住友2,906円準大手製薬会社 医療用医薬品、診断薬などの提供
4507塩野義製薬6,857円国内製薬大手 感染症や疼痛・神経、代謝疾患向け医薬品やがんペプチドワクチンを手掛ける
4519中外製薬7,670円タミフルの販売元医薬品メーカー がんや骨・関節、糖尿病等の医薬品を開発・販売
4543テルモ6,858円医療機器大手 カテーテルシステムなど心臓・血管領域の高度医療機器が主力
4552JCRファ―マ6,510円ヒト成長ホルモン製剤が主力のバイオ医薬品メーカー 遺伝子組み換え技術や細胞培養技術に強み
4557医学生物1,650円自己免疫疾患分野を中心とした臨床検査薬、基礎研究試薬メーカー 抗原特異的自己抗体を検出する技術に強み
4568第一三共4,318円がんや循環器系、感染症の医療用医薬品が主力の国内製薬大手 再生医療分野にも注力
4592サンバイオ3,110円再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う企業 脳梗塞、外傷性脳損傷などの中枢神経が対象
4593ヘリオス1,911円細胞医薬品や再生医療製品を手掛ける 脳梗塞や加齢黄斑変性の治療法を開発
4594ブライトパス349円がん免疫治療薬・前立腺がん用ワクチンの開発を手掛ける創薬ベンチャー企業
4901富士フイルム5,056円デジカメや光学デバイス、プリンター等を提供 iPS細胞作製技術や培養技術にも注力
4974タカラバイオ2,676円バイオ関連の研究試薬が主力 理化学機器の販売や遺伝子解析受託も行っている
4978リプロセル261円ヒトiPS細胞向け研究試薬を出がけるバイオベンチャー iPS細胞の培養技術が強み
7701島津2,968円分析・計測機器大手 医療用画像診断や航空・産業機器、バイオ・環境関連事業も手掛ける
7774J-TEC1,155円組織再生で根本治療を目指すバイオベンチャー 再生医療製品事業・研究開発支援事業を展開
7776セルシード797円細胞シート再生医療技術が主力 再生医療産業を支える最先端技術やソリューションを提供
7932ニッピ3,135円コラーゲン・ケーシング事業、ゼラチン関連事業を手掛ける iPS細胞培養基質の販売
8086ニプロ1,454円使い捨て医療器具の大手 人工臓器、循環器、診断薬製品・技術を提供

※3月6日時点の情報

再生医療の注目技術!「iPS細胞関連銘柄」に期待が集まる理由

病気やケガで失われた臓器や組織を再生できる「再生医療」。その中でも、「iPS細胞」は、人体の欠損やガン化のリスクに対する根本的な治療に役立つ万能細胞として期待が高まっています

また、2019年2月18日には、iPS細胞を利用した脊髄損傷の治療を行う臨床試験計画が厚生労働省から認可されたとのニュースもありました。世界初となるiPS細胞を使用した脊髄損傷の臨床試験が成功し、失われた人体機能を回復させる再生医療が本格的に実用化すれば、企業や社会に大きな影響を与えることになります。

再生医療の注目技術!「iPS細胞」とは?

iPS細胞とは、多くの細胞に分裂・増殖できる「自己修復機能」を持つ細胞です。
自己修復機能を使った再生医療分野への活用範囲は広く、主に以下の3つの活用方法があります。

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中外製薬(出典)https://www.chugai-pharm.co.jp/ptn/bio/genome/genomep07.html

再生医療分野において、さまざまな活用方法があるiPS細胞は、2006年に京都大学の山中伸弥教授らが世界で初めてマウスからの作成に成功したことから始まりました。

iPS細胞の作成に成功したことは、社会だけでなく、株式投資の世界に与える影響も大きいものです。2012年にiPS細胞の生みの親である山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞した際には、再生医療・iPS細胞関連銘柄が大きく急騰しました。

更に、最近話題となった動向では、モノを見るときに重要な働きをする黄斑という組織が、加齢とともに視力が低下する加齢黄斑変性という病気の臨床試験でも成功を収めるなど、iPS細胞による再生医療は、これからの発展に期待が集まる分野の1つと言えるでしょう。
しかし、なぜこんなにも多くの期待が集まっているのでしょうか?次は、iPS細胞関連銘柄に期待が集まる理由についてご紹介します。

iPS細胞関連銘柄に期待が集まる理由

iPS細胞関連銘柄に期待が集まる理由は、世界的に需要の高い技術であり、大きな市場拡大が望めるからです。
再生医療はそもそも、事故や病気で失った人体機能を取り戻すことを目的としているため、どんな組織にも適応できる万能細胞として開発されたiPS細胞は、大きな可能性を秘めていると見られています。

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経済産業省(出典)https://www8.cao.go.jp/cstp/kyogikai/life/9kai/siryo4-3-3.pdf

再生医療の市場規模予測を見ても、国内・世界の両方とも年々増加傾向にあり、将来的に大きく拡大していくと予想されています。このことから、市場規模の拡大・研究の発展につれて、企業の利益や株価も上昇していくことが予想できます。

また、怪我や難病で失った身体や臓器を取り戻せないケースは世界的にもまだまだ多く、今後も需要は一定数増え続けていくと考えられます。つまり、今からiPS細胞・再生医療関連株に注目しておけば、市場拡大に伴って資産を増やす株式投資が可能と言えるでしょう。

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株探(出典)https://kabutan.jp/stock/news?code=4593&b=n201902190191

ここで、株価が上昇した際の例として、2019年2月19日のニュースを見てみましょう。iPS細胞を使った脊髄損傷の臨床試験に対する許可が厚生労働省から下りるという内容が発表され、iPS細胞関連銘柄や再生医療関連株が大きく上昇しました。
このように、再生医療の1つであるiPS細胞は、実用化に向けて日々進展しており、今後も目が離せない分野であると言えるでしょう。

再生医療の実用化に向けた取り組みが盛んなiPS細胞ですが、実は過去にも大きく急騰した銘柄が多くあります。過去の急騰要因を知っておくことで、近い将来訪れる株価上昇の波を掴みやすくなります。
次は、過去に急騰したiPS細胞関連銘柄・再生医療関連株を根拠と共にわかりやすくご紹介します。

過去に急騰したiPS細胞関連銘柄・再生医療関連株

iPS細胞関連銘柄が急騰する背景には、臨床試験の成功や支援、実用化に近づくニュースといった材料があります。ここでは、過去に急騰した銘柄とその理由を見ていきましょう。

軟骨再生シート特許獲得で株価4.4倍!セルシード(7776)

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セルシードは、細胞シート再生医療技術を主力に、再生医療産業を支える最先端技術やソリューションを提供するバイオベンチャー企業です。

同社は、2018年2月14日の大幅な黒字決算を皮切りに注目され始め、2018年の3月27日には、移植用の軟骨再生シートの基本特許が欧州で成立する見込みとなったことを発表。翌日の28日からS高や大幅高といった急騰が連日続き、1月から4月までの期間で株価約4.4倍にまで膨れ上がりました。

iPS細胞や再生医療分野の発展に繋がるニュースが買い材料として見られることが多く、特許や新技術の開発といったポジティブなニュースにはアンテナを張っておく必要があると言えるでしょう。

再生細胞薬の開発で株価約3倍!サンバイオ(4592)

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サンバイオは、脳梗塞や外傷性脳損傷、アルツハイマー等の中枢神経系領域を対象とした再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行っている企業です。

2018年11月1日の取引終了後、開発中の再生細胞薬SB623について、外傷性脳損傷を対象にした日米グロ―バル第2相試験の結果を発表し、主要評価項目達成という解析結果が報道。これが買い材料視されたことから急騰が始まり、当時の約3倍以上の株価まで上昇しました。

また、サンバイオの急騰によって、マザーズ市場の関連バイオ・再生医療株も軒並み急騰し、iPS細胞やバイオテクノロジーといった関連したテーマで株価上昇の連鎖をけん引した銘柄と言えるでしょう。

2019年1月末には、SB623の慢性脳梗塞フェーズ2b臨床試験の主要評価項目が達成できず、S安が続きましたが、同社には再設計の可能性は閉ざされていないとの言及もあり、成功すれば再び高値に向けて上昇していくと考えられます。

臨床実施による研究進展で株価急伸!ヘリオス(4593)

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ヘリオスは、細胞医薬品や再生医療製品を手掛けており、脳梗塞や加齢黄斑変性の治療法を開発した企業です。
2016年6月6日に、「iPS細胞から育てた細胞を目の難病である加齢黄斑変性の患者に移植する臨床研究を始める」と発表したことが買い材料視され、株価が大幅高を記録。

更に当時、世界初のiPS再生医薬品として売りだす滲出性加齢黄斑変性(AMD)治療薬の国内RPE(網膜色素上皮)が、17年12月期に日本での臨床試験入りと早期承認制度を活用した手続きが進むと予想されていたことも株価を押し上げる要因となりました。

ここまで、研究の進展や実用化を予期させる材料などによって、大きく上昇した関連株を見てきました。しかし、一口にiPS細胞や再生医療の関連株といっても、たくさんありすぎてどれを選んだら良いかわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで次は、【2019年最新版】再生医療・iPS細胞関連銘柄の本命株・出遅れ株9選をご紹介します。

【2019年最新版】再生医療・iPS細胞関連銘柄の本命株・出遅れ株9選!

世界からの需要も高く、研究開発の成果が大きな買い材料となって、株価の急騰が見込めるiPS細胞などの再生医療。ここでは、2019年に注目すべき再生医療・iPS関連銘柄の本命株・出遅れ株をわかりやすくご紹介します。

【本命株】大日本住友製薬株式会社(4506)

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大日本住友製薬株式会社は、住友化敬の医薬品準大手として、医療用医薬品や診断薬の提供を行う中枢神経領域とガンの医薬品開発に注力している企業です。

1月末にサンバイオ(4593)と共にS安を記録しましたが、今回の臨床試験2bフェーズで主要項目を満たせなかった細胞再生薬「SB623」の他にも、抗がん剤「ナパブカシン」の開発合否や今後の開発方針の決定など、株価を押し上げる買い材料は多く残っていると考えられています。

また、加齢黄斑変性の治療法開発に関して、ヘリオス(4593)と共同開発契約を交わしていることからも目が離せない再生医療・iPS細胞関連の本命株になります。

【本命株】タカラバイオ(4974)

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タカラバイオは、遺伝子研究用試薬と機器販売を主力とし、遺伝子治療実用化に向けての研究、遺伝子解析の受託も行っている企業です。

間葉系幹細胞を効率的に培養する培地を扱っていることから、iPS細胞を使った医療用医薬品の開発・普及が進めば進むほど、需要も高まり、企業の利益・株価上昇が期待できると見られています。

また、山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞した際には、幅広いiPS関連銘柄に買いが集まった中でもタカラバイオは大相場を築きました。わずか7か月間でテンバガーを達成するなど、再生医療・iPS細胞市場を大きく支えていると言えるでしょう。

【本命株】富士フイルムHD(4901)

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富士フイルムHDは、デジカメや光学デバイス、プリンター等の提供を行う、iPS細胞作製技術や培養技術にも強みを持つ企業です。

同社は、急性脳梗塞を適応症とした再生医療製品を提供する再生医療ベンチャーや、iPS細胞由来の医薬品の研究・開発を行うオーストラリア企業に出資しています。そうすることで再生医療技術のノウハウを引き継ぎ、GVHD薬の国内治験開始のための準備を整えようとしています

再生医療研究の中核を担うiPS細胞の他にも、さまざまな細胞を培養し、医薬品として活用する分野でも研究・開発が進んでいる現在、再生医療の普及を促進する明るいニュースは、関連株の買い材料となると考えられるでしょう。

【本命株】新日本科学(2395)

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新日本科学は、前臨床試験受託国内トップの医薬品の開発過程を支援する各種受託事業を展開する企業です。
1957年に日本最初の医薬品開発の受託研究機関として誕生した歴史があることから、主要の再生医療・iPS細胞関連銘柄として見られています。新薬開発の支援では、基礎研究から臨床試験に至るまで幅広く対応するなど、実績面での信頼度も高いと言えます。

中でも、鼻から脳への薬物送達技術を活用した新薬開発に強みを持っており、京都大学iPS細胞研究所と高品質な臨床用iPS細胞の製造に向けた共同研究を行っています。臨床試験は、製品化のために必ず必要となる準備段階のため、これから発展が望めるiPS細胞やその他の再生医療関連銘柄の成長には欠かせない材料だと言えます。

長年の信頼と対応の幅広さを持ち合わせていることから、需要の増加と共に株価が盛り上がると予想されており、投資家からの注目度も高い本命銘柄の1つです。

【本命株】JCRファーマ(4552)

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JCRファーマは、遺伝子組み換え技術や細胞培養技術に強みを持つ、ヒト成長ホルモン製剤が主力のバイオ医薬品メーカーです。
2019年1月17日には、ホルモン製剤「グロウジェクト」や細胞再生医薬品「テムセル」も売り上げが好調だったこともあり、9日続伸した実績があります。

また、2019年2月28日の取引終了後、JCRファーマが開発したという1万人に5人未満の発症率であるハンター症候群の治療薬「JR-141」が欧州医薬品庁から希少疾病用医薬品として指定を受けたとの発表がありました。
これが買い材料視されるなど、需要開拓を進めたことで、人気が盛り上がる他の再生医療・iPS細胞関連株と比べても強い本命銘柄であると言えます。

【本命株】ヘリオス(4593)

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ヘリオスは、細胞医薬品や再生医療製品を手掛ける、iPS細胞を用いた再生医療開発のパイオニア企業です。
臨床実施による研究進展で株価急伸!ヘリオス(4593)でもご紹介したように、脳梗塞や彼黄斑変性治療薬の研究を進めていることに加え、収益強化や技術的な相乗効果の獲得を狙って、米バイオベンチャーとライセンス契約を終結し、脳梗塞治療薬の開発・販売を行っています。

また、横浜市立大学と共同研究を行っている肝臓関連の開発が実現すれば、iPS細胞を用いた再生医療製品の市場は急拡大するものとして注目されています。更に、大日本住友製薬と共同開発を行っている加齢黄斑変性治療に関して、ヘリオスが製造販売承認の取得及び販売を行う予定となっています。

現在は、臨床試験の段階ですが、早ければ2020年の承認申請も目指しており、再生医療・iPS細胞関連の材料が出た際には、必ずと言って良いほど名前のあがる企業です。つまり、今後の動向に目が離せない再生医療・iPS細胞関連の有力株と言えます。

【出遅れ株】J-TEC(7774)

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J-TEC(ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング)は、再生医療製品事業・研究開発支援事業を展開する、組織再生を使って根本治療を目指す富士フィルム傘下のバイオベンチャー企業です。

同社は2019年1月、膝関節の外相性軟骨欠損症などの治療に使用される再生医療製品「自家培養軟骨ジャック」を、患者の負担軽減と医師の手技簡便化を図るために仕様変更を行い、厚生労働省から一部変更承認を取得。このように、既存製品の改善にも力を入れていることが買い材料視され、株価が上昇したこともあります。

また、2019年2月末には、遺伝子治療薬「コラテジェン」が厚生労働省会議で承認されたことにより、アンジェス(4563)が急騰しました。遺伝子治療は再生医療の一環とも言えるため、アンジェスの急騰後、J-TECなどのiPS細胞・再生医療関連株も出遅れて急騰した実績もあり、本命銘柄と合わせて注目しておきたい銘柄と言えるでしょう。

【出遅れ株】リプロセル(4978)

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リプロセルは、iPS細胞の培養技術が強みを持つ、ヒトiPS細胞向け研究試薬の開発や創薬支援サービスを手掛けるバイオベンチャー企業です。

創薬支援サービスに必要不可欠なヒト細胞や組織の調達能力を強化し、事業展開を加速させるために、生体飼料バンクの解説・運営を手掛ける米Biorepositoryに出資を行っています。iPS細胞に対する研究・開発だけでなく、創薬支援などを行う企業は、関連株が軒並み上昇した際、連れ高になりやすいです。

また、リプロセルの開発する再生医療製品「ステムカイマル」は、厚生労働省の再生医療技術部会で希少疾病用再生医療等製品に指定されています。指定に伴い、開発にかかる経費負担を軽減するための助成金や税制措置、優先審査などの支援が受けられます。

ステムカイマルは、脊髄小脳失調症を抑制する効果が期待されており、再生医療関連株として、リプロセルの動向にも同じく注目が集まっています。

【出遅れ株】メディネット(2370)

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メディネットは、細胞医療製品事業を展開する、免疫細胞療法サービスなどの細胞加工業が主力の企業です。

2019年1月28日、保有する新規モノクローナル抗体を用いた研究用製品の開発を目的としたライセンス契約を米BioLegend社と締結したとの発表がありました。今回のライセンス契約によって、BioLegend社がモノクローナル抗体研究試薬の製品化を目指し、メディネットは、一時金と新製品の販売額に応じたロイヤリティを受け取る契約になっています。

モノクローナル抗体は、免疫細胞のコピーのことで、単一の働きを行う抗体です。例えば、ガン細胞等は、他の細胞にはない特定の目印を持っています。そのため、もしその特定の目印を持つ細胞だけを攻撃する抗体を大量に作ることができれば、がん治療の分野に大きな影響を与えると期待が高まっています。

製品は、まだまだ開発段階ですが、今回の発表だけでも株価が急反発したため、研究が進展した旨やその他の材料ニュースが出た際には、動意が無いか確認しておくことをオススメします。

開発・研究進展で急騰する「再生医療・iPS細胞関連株」の本命・出遅れ株を掴むタイムリーな投資戦略とは?

ここまで、年々市場を拡大し、開発・研究の進展がめざましい再生医療・iPS細胞関連株についてご紹介してきました。

研究を行う企業が新しい技術の開発や実績を残したというニュースが流れれば、再生医療・iPS細胞関連の本命株や出遅れ株を急騰させる買い材料の役割を果たします。しかし、実際にニュースに出た際、急騰した関連株の出遅れや本命を探し出して買い付けることは、並大抵の技ではありません。

そこで、発展途上である再生医療・iPS細胞関連などの注目テーマの本命・出遅れを知らせてくれる投資顧問を使ってみるという選択肢があります。

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Source: PR最新情報
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