MaaS関連銘柄

「全ての交通機関を一貫するサービス」として、
ここ最近注目されている「MaaS(マース:Mobility as a Service)

フィリピンをはじめとする世界各国で取り組みが進む中、トヨタ自動車(7203)ソフトバンクグループ(9984)がMaaS会社「MONET Technologies」を共同で設立するなど、日本でもその本格的な動きが目立ち始めています。

また、経済産業省と国土交通省による「スマートモビリティチャレンジ推進協議会」の設立や、MaaSをはじめとする全国各地の新たなモビリティサービスの実証実験の支援など、”国策”として取り組まれていることから「国策テーマ」としても注目を集めています。

まだまだ注目され始めたタイミングなので、時価総額の大きな銘柄が目立ちますが、自動運転やIoTといった人気テーマとの関連性も持っており、材料が豊富な息の長いテーマと言えるでしょう。

このページでは、MaaSにおける基礎知識や、最近急騰を見せたMaaS関連銘柄「ジョルダン」に注目しつつ、2019年注目のMaaS関連銘柄の本命株をご紹介します。
これから見つかるであろう出遅れ銘柄や値動きの大きい銘柄に素早く反応するためにも、今のうちにMaaS関連銘柄について知っておきたいところです。

MaaS(マース:Mobility as a Service)とは

MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、あらゆる交通手段がパッケージ化され、目的地までの交通手段を一括で検索・予約・決済できるサービスです。この概念により、2019年は自動車が「所有する”モノ”」から「利用する”サービス”」へと変化するとまで言われています。ここでは、MaaSに関する基礎知識とMaaS関連銘柄とセットで監視したい関連テーマをご紹介します。

MaaSとは「全ての交通機関を一貫するサービス」

MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、鉄道、バス、タクシー、レンタカーといった従来の交通サービスはもちろんのこと、カーシェアリングや自転車シェアリングといった新しい交通サービスも含めて統合し、目的地までのルート検索・予約・決済を一括で行うサービスです。

マイカーの保有率が年々減少する中、自動車を「所有する”モノ”」から「利用する”サービス”」として考える新しい概念と言えます。

これまで乗り降りのたびに決済を行っていた手間がなくなり、駐車場のスペースも必要なく、環境負荷も低減させることができるといったメリットを持っています。
普及にはまだまだ遠いのが現状ですが、ニーズ・注目度を見ても2019年を境にスピードを増して普及していくのではないでしょうか。

MaaS関連銘柄は、IoTや自動運転とも関連する「国策テーマ」

MaaS関連銘柄の注目の理由は、そのニーズの高さだけではありません。

国土交通省と経済産業省は、IoTやAIを活用したMaaSの実装に向けて「スマートモビリティチャレンジ推進協議会」の設立や、MaaSをはじめとする全国各地の新たなモビリティサービスの実証実験の支援を行っており、本格的に”国策”として取り組み始めています。

つまり、MaaS関連銘柄が「国策テーマ」であることも人気の理由と言えるでしょう。

また、前述したように「IoTやAIを活用したMaaSの実装」を目的としており、将来的には配送車が無人で迎えに来たり、スマホで車の現在地を確認できるといった、自動運転やIoTとの連携も期待されています。

IoTや自動運転といったテーマは息が長く、株式市場でも毎年盛り上がりを見せている株式テーマです。これらのテーマと関連を持っているということは、もちろん各テーマの材料で動意づく可能性も充分にあるということ。
MaaS関連銘柄を分析する際は、IoT・自動運転関連銘柄もセットで確認しておきましょう。

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2017.08.08

IoT関連銘柄

MaaS機能を搭載した”乗換案内”で「ジョルダン(3710)」に物色

ジョルダンは、経路探索ソフト「乗換案内」などのソフトウェア開発を手掛けており、Googleマップに時刻表データを提供している会社です。

「乗換案内」で培った豊富なデータを活かし、プラットフォーマーとしてMaaS事業に注力していく考えを表明していることから、MaaS関連銘柄の本命格として大注目を浴びています。

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2019年5月より、新モバイルチケットの提供を開始するとの発表から、3月26日を境に急騰しました。
現在の「乗換案内」アプリ内に決済機能を追加し、交通や施設などの各種チケットを購入・管理管理できる「チケットウォレット機能」を搭載するとしています。

また、チケットには「目視タイプ」と「2次元コード」が用意されており、最初は目視タイプで運用を開始し、その後、2次元コードを使ったアプリ認証、最終的には専用読取機と段階的に導入することができるようになっています。

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マイナビニュース(出典)https://news.mynavi.jp/article/20190327-796256/

仮に、専用読取機が改札に追加されることとなった場合、さらなる株価上昇も見込めるため、現在株式市場ではMaaS関連銘柄の本命株として注目を集めています。

【MaaS関連銘柄】期待の本命株一覧

自動運転・IoT・キャッシュレスと、多くの人気テーマと関連を持つMaaS関連銘柄。ここ最近注目され始めたテーマだけに、まだ時価総額の大きな銘柄が多いですが、これから見つかるであろう出遅れ銘柄に素早く仕込むためにも、どのような会社が本命株として見られているのか把握しておきましょう。

[3646]駅探

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駅探は、個人向け「駅探・乗り換え案内」や法人向けASPサービス「駅探ASPサービス」を提供している会社です。

ジョルダン同様、乗り換え案内系のサービスを提供しており、各交通機関と連携して一括決済が可能になればMaaSを実現できることから、MaaSの実現に近い企業として株式投資界隈で注目されています。

会社自体もMaaSに積極的な姿勢を見せており、時価総額もそこまで大きくないため、テーマ株としておもしろい値動きが期待できる銘柄と言えるでしょう。

[2432]ディー・エヌ・エー

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ディー・エヌ・エーは、「モバゲー」の運営やEC事業、スポーツ事業等を手掛ける会社です。

タクシー配車アプリ「タクベル」や、個人間カーシェアサービス「Anyca」等を展開する他、MaaS分野における技術開発をおこなう横断組織モビリティインテリジェンス開発部」の発足を発表していることから、MaaS関連銘柄として見られています。

中でも注目されているのが、日産(7201)と共同で開発している「Easy Ride」。
Easy Rideは、利用者が”行きたい場所”を指定すると、最寄りの「仮想停留所」に無人自動車が訪れ、目的地まで連れて行ってくれるサービスです。
2019年3月には、2回目の実証実験を4週間にわたって行っており、”無人配車MaaS”として今後の展開が注目されています。

[7203]トヨタ自動車

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トヨタ自動車は、傘下に日野自動車やダイハツ工業などを持つ自動車世界大手です。

ソフトバンクグループ(9984)と共同でMaaS会社「MONET Technologies」を設立していることから、MaaS関連の本命株として見られています。
2019年3月には、日野自動車と本田技研工業も参画しており、最終目標は「日本で走っている車のデータをすべて集約したい。」としています。

この2社のコンビは、MaaSにおけるハードとソフト、各分野のトップが組んだ最強タッグと言っても過言ではなく、株式市場でも大きな話題となっています。
MaaS関連銘柄を監視する上で、この両社は絶対に目が離せない存在と言えるでしょう。

[9007]小田急電鉄

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小田急電鉄は、東京から神奈川を結ぶ大手私鉄会社で、新宿を拠点に3路線120キロ超を展開しています。

経路検索サービス「駅すぱあと」を手掛けるヴァル研究所と共に、鉄道やバス、タクシーなどの交通データや電子チケットを提供するためのデータ基盤「MaaS ジャパン」を開発する意向を発表したことで、MaaS関連銘柄として見られています。

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小田急電鉄・ヴァル研究所(出典)https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001ig9o-att/o5oaa1000001ig9v.pdf

利用者のニーズなどを確認するため、2019年末までに箱根エリアと新百合ヶ丘・町田エリアでMaaSアプリケーションを使った実証実験を実施する予定です。

[9020]東日本旅客鉄道(JR東日本)

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東日本旅客鉄道(JR東日本)は、関東・甲信越から東北までの広範囲をカバーする国内最大の鉄道会社です。

2019年3月、移動のための情報・購入・決済を一括して行える「モビリティ・リンケージ・プラットフォーム」の構築を目指すため「MaaS事業推進部門」を設立したことを発表しました。

また、Suicaとスマートフォンアプリを連携させたMaaSサービスRingo Pass」の実証実験や小田急電鉄とMaaS分野での連携を検討するとの発表もあり、MaaS事業への積極性が見て取れます。

国内トップの電子マネー「Suica」を持つJR東日本は、Suica一つであらゆる移動の購入・決済ができるMaasサービスの実現に最も近い企業と言えるので、MaaS関連銘柄の中でも必ず抑えておきたい銘柄でしょう。

これから上がるMaaS関連銘柄を掴むには?

ここまで、最近大きな注目を集め始めた「MaaS」についてご紹介してきました。
近い未来に実用化されるであろうMaaSですが、今後自動運転などとの組み合わせでさらなる市場の成長が期待できるため、比較的息の長いテーマとなると考えられます。

これから訪れるMaaS相場を上手く乗りこなすためにも、ぜひご活用していただいきたいサービスが「投資顧問」です。
これまで1人で行ってきた銘柄選定を投資のプロに任せることができ、保有中・検討中の銘柄についても相談することができます。

日中、投資に充分な時間が当てられない兼業投資家はもちろんのこと、経験者でも役立つ情報が盛りだくさん。
投資の”質”を上げるためにも、1度プロの力を借りてみてはいかがでしょうか

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