法人税が軽減される、欠損金の「繰越控除」と「繰戻還付」 経営者のための「中小企業税制」の基礎知識[第2回]

法人税の計算上、「益金」から「損金」を差し引いてマイナスになる場合、マイナスを「欠損」と呼び、その額(欠損金)を他の年度の所得から差し引くことで、法人税が軽減される仕組みがあります。それが欠損金の繰越控除と繰戻還付です。

益金が損金を超えたら「所得」、損金が益金を超えたら「欠損」

企業の会計上、ひとつの事業年度における様々な取引をまとめ、「収益」と「経費」に分けます。そして、収…
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