新型コロナウイルス対策関連銘柄

中国の国家衛生健康委員会によると2020年1月29日24:00時点で新型コロナウイルスの感染者数は7711人で、死亡者数は170人のようですが、感染の疑いがある人が12167人となっているので新型コロナウイルスの感染はさらに拡大していくことが予想されます。

2002年から2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)の中国国内の感染者数をすでに上回ってきておりパンデミックの様相を強めてきてる新型コロナウイルスですが、WHO(世界保健機構)は2020年1月30日、2回目となる緊急の委員会を開き、“国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態”にあたるかどうかを改めて対応を協議するようです。

日本でも中国湖北省の武漢からきた団体旅行客を乗せた奈良のバス運転手とバスでガイドをされていた女性の感染が確認されていますが、報道によると観光ツアー客は成田空港と関西空港を利用し、奈良公園に約1時間立ち寄っているようなので、もしかしたら日本でもさらに感染者が確認されてくるかもしれません。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けマスクを販売している会社やウイルス対策関連の銘柄が買われてきていますが、2020年1月30日の日経平均株価は401円65銭安と大幅に続落し、3ヵ月ぶりとなる23,000円割れで取引終了となっています。

リスクオフの流れとなりまだ先行きへの懸念が強そうですが、「新型コロナウイルス」に関する今後の報道内容、感染者数・死亡者数の推移を確認し、落ち着いてきたところで上手く戻りを狙うようにしたいですね。

新型コロナウイルスとは?感染経路や潜伏期間は?どういう症状があるのか?

「新型コロナウイルス」はその名の通り「コロナウイルス」の新型ウイルスになりますが、コロナウイルスは太陽のコロナのような外観をもつことから名付けられたウイルスで、感染経路には「飛沫感染」と「接触感染」があると考えられています。

※飛沫感染とは:くしゃみや咳などをする時のツバ(しぶき)による感染。

※接触感染とは:感染者がくしゃみや咳をする際に口を手で覆うなどして手に付着したウイルスが、手で触れたモノの表面に付き、別の人がそのモノに触れ、その手で口や鼻の周囲などの粘膜に触れることによる感染。

今回の新型コロナウイルスも一気に感染が拡大しているので、「飛沫感染」や「接触感染」で感染が拡大していっている可能性が高そうですね。

日本国内で感染する可能性はそこまで高くないかとは思いますが、接触感染は「電車のつり革」や「ドアノブ」や「エレベーターのスイッチ」や「買い物かごの取って」などが感染経路となってきているようなので、不安に感じる人はなるべく多くの人が触れていそうなモノを触らないようにし、触ってもなるべく早く手を洗い、その手で口や鼻などの粘膜に触れないようにしましょう。

予防法としては「手洗いを小まめに行う」「マスクをする」「咳をしている人になるべく近づかない」「人が多い場所へ行かない」などが挙げられる感じでしょうか。

空気が乾燥すると“のどの防衛機能が低下してしまう”ようなので、部屋の湿度は50~60%に保つといいようです。

あと、免疫力が低下しないように、栄養バランスの良い食事や、睡眠時間をしっかりと取ることも大切です。

コロナウイルスはアルコール消毒が可能で、石鹸など界面活性剤にも弱いと言えるようなので、手洗いする際は水洗いだけでなく、なるべく石鹸などでしっかりと洗うようにしましょう。

WHO(世界保健機関)により「2019-nCoV」と命名され、武漢ウイルスや武漢海鮮市場肺炎ウイルス、武漢肺炎ウイルスなどとも呼ばれているようですが、中国の武漢市で最初に患者が確認されたのは2019年12月8日だったようです。

中国メディアが報じたのは2020年1月9日でしたが、情報公開と対応の遅れに関しては難しところですね。

新型コロナウイルスの症状としては感染の兆候として「発熱」「咳」「下痢」「息切れ」「呼吸困難」「胃腸疾患」などがあり、重症例としては「肺炎」「腎不全」「重症急性呼吸症候群」があり死に至る場合もあります。

WHO(世界保健機関)の発表によると致死率はSARS(重症急性呼吸器症候群)の致死率9.6%より低い3%程度と推定されていますが、今のところワクチンはないので奈良公園に行かれていた人や空港にいた方で気になる症状が出てきた方は、早めに検査を受けに行くようにしましょう。

潜伏期間は早くて平均5.2日で個人差があるようですが、最大で14日程度と考えられているようです。

感染者数や死亡者数が拡大し新型ウイルス対策関連銘柄は一斉高の展開に

stock 3604 - 新型コロナウイルス対策関連銘柄

上記画像は医家用衛生材料最大手で殺菌・消毒面「ステリコット」や手指消毒ジェル「ステアジェル」や「使い切りサージカルマスク」やオーラルケア用品「マウスピュア」などの製品を販売している川本産業(3604)のチャート画像ですが、中国メディアが報じた翌日の2020年1月10日始値465円から1月30日高値3,095円で+2,630円(+565.59%)と短期で一気に株価を上げています。

川本産業は1月30日の取引を終え9営業日連続ストップ高となってますが、いち早く新型コロナウイルス関連銘柄として川本産業を買われていた方は短期で一気に資金を増やされていたりするのではないでしょうか。

最初報道があった際はここまで感染が拡大してくるとは思いませんでしたが、大きく売られ株価を下げる銘柄が多い中で、新型ウイルス対策関連銘柄は逆行高となっています。

<td首都圏地盤の大衆医薬品卸大手。

新型ウイルス対策関連として物色が向かった銘柄一覧
証券コード企業名概要
3604川本産業医家用衛生材料最大手。マスクや殺菌・消毒関連製品を取り扱っている。
3161アゼアス米デュポン社の防護服を取り扱っている。
6946日本アビオニクス赤外線サーモグラフィ関連製品を取り扱っている。
4364マナック臭素化合物最大手で難燃剤やファインケミカル事業が主力の会社。
6291日本エアーテッククリーンルームやエアーシャワーや感染症対策機器などを取り扱っている会社。
7487小津産業グループ会社(株)ディプロの新工場にて高濃度アルコール製品の生産が可能。
3202ダイトウボウ毛紡中堅。ウイルス対策関連の低位株として短期資金が関心。
4465ニイタカ業務用洗剤、洗浄剤が主力。アルコール製剤や除菌洗剤などを取り扱っている。
7702JMS使い捨て医療器具大手。
7962キングジム事務用品大手。自動手指消毒器など手掛けている。
4574大幸薬品感染管理製品「クレベリン」の製造販売を行っている。
3125新内外綿シキボウ子会社。特殊糸や「テンセル」に強み。
4120スガイ化学工業ファインケミカル専業。界面活性剤も取り扱っている。
4990昭和化学工業ろ過助剤メーカー。
4558中京医薬品配置医薬品の大手。
3593ホギメディカル医療用不織布の最大手。院内感染防止製品で成長してきている。
3417大木ヘルスケアホールディングス

新型ウイルス対策関連銘柄は短期で大きく株価を上げている銘柄が色々と目に付きますが、感染の拡大が落ち着き事態が収束に向かう印象を受ける報道がでれば一気に株価を下げる可能性があるので注意しましょう。

落ちるナイフを掴むこととならないように、高値掴みとならないように気を付けたいテーマ性かと思いますが、ここまで買われてきているのはまだ感染が拡大していくのではないかと見られている感じでしょうか。

coronavirus infection - 新型コロナウイルス対策関連銘柄

中国の保険当局が新型コロナウイルスの感染者数や死亡者数を発表してきていますが、新型ウイルス対策関連銘柄を買われている方は、今後の報道内容を確認し、事態が収束に向かうことが分かった際に売るタイミングを逃してしまわないようにしましょう。

マスク関連会社も新型ウイルス対策関連銘柄として一斉高の展開に

マスクや除菌・消毒用品を取り扱う川本産業(3604)が短期で一気に株価を上げましたが、日本国内でも感染者がでたことでマスク関連銘柄も新型ウイルス対策関連銘柄として大きく買われてきています。

マスク関連銘柄一覧
証券コード企業名概要
3103ユニチカフィルム・樹脂など非繊維ほか繊維事業も。マスク関連の出遅れとして物色向かう。
3109シキボウ紡績名門。繊維事業を行う。
3111オーミケンシ紡績名門。繊維事業を行う。
7963興研防塵・防毒マスク大手。
6291日本エアーテッククリーンルームやエアーシャワーや感染症対策機器などを取り扱っている会社。
7980重松製作所産業用防毒マスクで首位。

ダイワボウ(3107)とかもPER低めでテーマ性があり買われても良さそうな気がしますが、ダイワボウは1月22日高値7,230円から株価を下げてきていますね。

時価総額が大きい銘柄はそこまで買われず、時価総額が比較的軽めな銘柄が買われてきている感じですかね。

日本で感染者が拡大すれば新型コロナウイルス関連銘柄はさらに買われる可能性も?

新型コロナウイルスは中国で感染者が発見されてから、日本、タイ、オーストラリア、カンボジア、マレーシア、ネパール、シンガポール、韓国、スリランカ、台湾、ベトナム、カナダ、アメリカ、フランス、ドイツ、アラブ首長国連邦などで感染者が確認されてきています。

日本では奈良県のバスの運転手とバスガイドの感染が確認され、武漢からチャーター機で帰国した乗客にも発熱や咳などの症状が見られてきています。

1月30日に武漢から到着したチャーター機の第2便で到着した在留日本人210人のうち13人に発熱や咳の症状が見られたようですが、感染力の高さを考えると日本国内で一気に広がりをみせる可能性もあるかもしれませんね。

早期に事態が収束に向かうことを願いたいですが、感染を警戒せざるを得ない日が続きそうなので、マスク需要はまだしばらく続きそうな感じでしょうか。

新型インフル関連銘柄は先駆銘柄・本命銘柄・出遅れ銘柄と、テーマ株相場の特徴を表す連鎖的な上昇をみせてきており、今後の報道内容次第でまだテーマ性が続くことも予想されます。

まだ出遅れ感がある銘柄は他にもある印象なので、関連性がありそうな銘柄を上手く探っていきたいところではないでしょうか。

しかし、関連性があり買われてきそうな銘柄の材料をいち早く把握するのはなかなか簡単なものではありません。

サラリーマン投資家や主婦投資家の方など、兼業投資家には骨の折れる作業ではないでしょうか。

これから上がる株”を上手く狙いたいと思われる方は、テーマ株に関する最新の情報などを配信してきている株情報サイトを上手く活用するといいと思います。

自分の保有銘柄や投資を迷っている銘柄について相談できたりもするので、まだ新型コロナウイルス関連銘柄を保有していていいのかと悩まれている方や、買いのタイミングや売りのタイミングが分からないという株初心者にも株情報サイトの活用はオススメです。

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ales00 - 新型コロナウイルス対策関連銘柄

アレス投資顧問の紹介銘柄 上昇株ピックアップ

紹介銘柄騰落率紹介日/紹介時株価高値日/高値
[6597]HPCシステムズ76.91%UP19/12/03
1871円
20/01/16
3310円
[4364]マナック294.14%UP19/10/28
547円
20/01/30
2156円
[6666]リバーエレテック40.23%UP19/12/23
420円
20/01/20
589円

直近3ヵ月の「紹介銘柄」はコチラをご覧下さい。

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