株式投資での失敗談(借金・人生終わった・2ch等)まとめ

2022年4月から高校の家庭科の授業で株式や債券、投資信託など、基本的な金融商品の特徴を教わるようになる見通しとなっていますが、株式投資は義務教育で教わるものではないので、軽い気持ちで株を始め失敗し大損されている方が多いように思います。

株初心者の9割の方は株式投資で失敗し資産を減らしている”という現実があるようですが、株を始めたばかりの初心者の方が株取引で失敗されるのは“どういう失敗があるか”をあまり知らないまま株を始めてしまう方が多いからではないでしょうか。

株式投資は軽い気持ちで始め簡単に儲け続けれるほど甘いものではありません。

アメリカの元ファーストレディ「エレノア・ルーズベルト」の言葉に“他人の失敗から学びなさい。あなたは全ての失敗ができるほど長くは生きられないのだから”という言葉がありますが、“どういう失敗があるか”を株を始める前に知っていれば、株で失敗し大損される方もだいぶ減るのではないでしょうか。

失敗は成功のもと”と言いますが、失敗せずに成功できるに越したことはないかと思いますので、当ページでは“株式投資においてどういう失敗があるか”2chコピペや株ブログ等を参照し具体的な失敗談・失敗例についてまとめてみたいと思います。

先人投資家が“株でどのような失敗をし大損したか”について失敗談から学び、今後のトレードで同じ失敗をし悲惨な結果を招かないようにしましょう。

【株式投資での失敗談】信用取引で失敗し大損した人

まず、これから株式投資を始める人や、始めたばかりの初心者の人が知っておくべきと思われるのが“信用取引での失敗談”“信用取引の怖さ”でしょうか。

株取引には株式を購入する資金を証券会社より借り入れて売買する「信用取引」というのがありますが、2chやツイッターなどSNSで悲惨な失敗談を書いている人は、この“信用取引で失敗し大損した人”が多いと思います。

信用取引は証券会社に必要書類を提出し審査を受け、信用取引口座を開設することで行えるものですが、例えば委託保証金(担保)率33%の場合、33万円の保証金で約100万円までの売買が可能となります。

信用取引では手持ち資金の約3倍までの取引をでき、レバレッジ効果により手持ち資金以上のリターンを狙えるというメリットがありますが、その反面、急落リスクも大きくなります。

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出典:信用取引入門講座 SBI証券(https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/home_miniseminar_report_6.pdf)

適切に立玉を管理し、信用買いした銘柄が堅調に株価を上げればレバレッジをかけた恩恵は大きなものとなりますが、信用買いした銘柄の株価が大きく下がった場合、損失だけでなく負債を抱え悲惨な結果となってしまうこともあります。

取引内容株価が-50%となった場合
【現物取引】100万円(自己資金)を買い運用損失50万円
【信用取引】100万円(自己資金)を保証金として300万円を買い運用損失150万円で負債50万円に

現物(自己資金)だけで取引する分には、株価が下がっても損失が出るだけで負債を追うまでには至りません。

しかし信用枠を使い資金余力以上の取引を行うと、株価急落で損失だけでなく負債まで追ってしまう場合があります。

なので信用買いは“大きく株価を上げた時のリターンが大きい”という欲に負けて安易に行うものではありません。

信用取引を行うならば、“急落時のリスク”を想定した上で行うようにしましょう。

信用取引での失敗談はツイッターや2chなどで調べると色々と出てくるかと思いますが、株主優待の名人として有名な個人投資家「桐谷広人」さんもリーマンショックの時に信用取引で大損した経験がある方で、信用取引で失敗し赤貧生活を余技なくされたことで、優待品で暮らす耐久生活を行うこととなられたようです。

こてんぱんにやられましたね。

信用取引は気球に乗って旅をしているようなものです。

天気のいい日は金儲けの山をみんながエッチラオッチラ登っているのを横目に、気球はひとっ飛びに上昇できます。

ところが、ひとたび嵐になると気球はみるみる高度を下げていく。

墜落しないよう、気球に乗せている金銀財宝をすべてを投げ捨て、命からがら退却することになります。

出典:棋士から個人投資家への転身 ~桐谷広人さん前編(https://froggy.smbcnikko.co.jp/2411/)

信用取引や短期売買のように利益を狙う投資法は狩猟のようなもの。

一発で猛獣を仕留められればいいのですが、失敗すると私のようにあちらこちらかまれて痛い目に遭う。

出典:第2話:株主優待の桐谷さん、優待に出会う「信用取引の大損で激貧に。優待で食いつなぐ」(https://media.rakuten-sec.net/articles/-/29852?page=2)

桐谷広人さんは“信用取引をすれば、もっと儲かると思いました。それが転落の原因です。”と話されていたりもしますが、バブル時に株取引で上手く利益を出せていると、確かに“信用取引をすればもっと儲かるのでは”と思ってしまいそうですよね。

桐谷広人さんだけでなく、リーマンショック時に信用取引をされていた方は悲惨な結果になられた方が多いのではないでしょうか。

アベノミクス相場で信用取引を行い大きく儲けられたという方もいるかとは思いますが、信用取引は思わぬ急落に巻き込まれ大損するリスクがあるということを頭に入れておくようにしましょう。

桐谷広人さんは信用取引をされていた時は日々株価の値動きが気になってしょうがなかったらしいですが、配当や優待品を受け取る投資法に変えてからは穏やかな生活を送れるようになったそうです。

信用取引は“買いたい株があるけど資金が足りない”という時に手を出したくなったりするかもしれませんが、資産をしっかりと形成し、リスク管理を出来るようになってから考えるようにしましょう。

【株式投資での失敗談】サンバイオの治験失敗で大損した人

バイオ株のサンバイオ(4592)は2019年1月29日、慢性期脳梗塞を対象とし開発が期待されていた再生細胞医薬品「SB623」が米国でのフェーズ2b臨床試験で主要評価項目を達成できなかったという解析結果の速報を得たことを発表。

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発表内容を受け株価は2019年1月29日終値11,710円から2019年2月5日安値2,401円まで一気に急落することとなりました。

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サンバイオ(4592)は画期的な薬への期待感で株価が高騰していましたが、期待されていた結果を出すことが出来ずに急落。

当時のチャートを見ると高値で掴んでいたらとんでもない失敗となったのが分かるのではないでしょうか。

サンバイオで死亡しました。。
人生おわり。。。
こんなことあるんかよ。。。 
まさか。。。

— 栞 (@Highlever_siori) January 29, 2019

サンバイオおわりましたね
借金確定です

— 赤木「サンバイオで人生詰み男」 (@6iYJX1kFYyJIRKS) January 29, 2019

サンバイオ(4592)の株価は慢性期脳梗塞を対象としたSB623の臨床試験結果が公表となった2019年1月29日の終値11,710円から、翌日1月30日ストップ安で終値8,710円、翌々日1月31日もストップ安で終値7,210円、2月1日もストップ安で5,710円、2月4日もストップ安で3,710円と一気に下げましたが、当時サンバイオの株式を高値で買ってしまわれた方はストップ安続きで地獄のような思いをされたのではないでしょうか。

こんなことあるのかと思うような“まさか”を想定し株取引を行うことは難しいかとは思いますが、バイオ株は開発失敗で株価が急落する可能性があることをしっかりと覚えておくようにしましょう。

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1000万株級の売りとか怖すぎますね。

サンバイオは大暴落し、証券コード「4592」が語呂合わせで「地獄に」と言われ、退場者が続出することとなりました。

当時サンバイオで含み損1,000万オーバーとなった人やサンバイオの信用全力買いで破産者が続出するというのが話題となりましたが、株取引における失敗談を調べると、サンバイオに限らず新興のバイオ株で失敗し大損された方が多いように思います。

サンバイオの他にもバイオ株は「アンジェス(4563)」や「ラクオリア創薬(4579)」など、大きく株価を上げたあとに急落した銘柄が色々ありますが、「アキュセラ・インク(4589)」は三角合併実施で「窪田製薬ホールディングス(4596)」に商号変更しテクニカル上場していて、過去チャートがもう見れなくなっていますね。

この商号変更に対し“黒歴史を無かったことに”と話題になっていましたが、事業収益0円の会社が2017年2月時点で時価総額350億円以上あったというのも凄いですね。

2chでは“バイオに手を出すやつが悪い”“バイオ株なんかただの博打”などと言われていたりしますが、なんの前ぶれもなく発表されるIRは回避できるものではないと思うので、急落に巻き込まれ大損し借金を抱えることにならないよう、バイオ株の信用買いや高値掴みにはくれぐれも注意しましょう。

新興のバイオ株に信用全力し上手く投資資金を増やせたという方もいるかもしれませんが、相応のリスクを考え、一極集中型の投資はとてもリスクが高いということを理解しましょう。

サンバイオ急落時に投資で失敗する要因として“焦り”を挙げられていた人がいましたが、“早くお金持ちになりたい”という焦りからリスクが高い投資をしてしまうのではなく、分散投資を心掛けるなど投資リスクをしっかりと考えポジションを取っていくようにしたいですね。

【株式投資での失敗談】空売り失敗で大損した人

「空売り(信用売り)」とは信用取引などを利用して“手元にない株式を借りて売ること”を言い「ショート」と呼ばれたりもしますが、空売りも取引に失敗すると大きな損失へと繋がるので注意が必要です。

空売りは株価が下がることが予想される銘柄に売りで入り、予想通りに下がれば下落したところで買い戻し利益を得れます。

株価が下がると儲かりますが、売った後に思わぬ買い材料が出るなどで株価が上昇した場合は損をする取引手法です。

また、空売り(信用売り)が多く入っている銘柄は、踏み上げ(買い戻しを原動力として株価が上昇する現象)が起こる場合があります。

この空売りで失敗する人に多いのが、“急騰した銘柄を空売りして踏み上げられ、ロスカット(損切り)のタイミングを迷っていたら追証が発生し強制的に決済されてしまう”というパターンです。

追証(おいしょう)とは「追加保証金」のことを指しますが、信用取引など保証金を担保として取引を行う場合は、証券会社で定められた委託保証金の維持率を下回ると追加で保証金(現金や現物株など)を差し入れなければなりません。

追証が発生すると証券会社からメールやメッセージでお知らせが届きますが、期限までに現金などを差し入れ解消しなければ、全建玉の強制決済が行われてしまいます。

もう追証払えないわ。明日には強制決済。終わりました。お終い。終わり。

予め金額決めて、それを超えたらキチンと切るべきでした。。資金があるからとドンドン追証払ってはいけない。プラス一億ぐらいから、全資産飛んだ。先週頭から、致命傷になるまで早かった。
含み損の建玉ほど、早く切るべき。

— ショートK(損切り逆指値重要!) (@tri20bull) June 6, 2020

急騰し大きく株価を上げた銘柄を見ると、誰しも“もう下がるのでは?”“ここから売りで入ったら儲かるのでは?”と思ったりするかと思いますが、空売りを行う際は“株価が上がった場合はいくらで切るか(ロスカットする金額)”を予めしっかりと決めておくようにしましょう。

相場格言に「買いは家まで、売りは命まで」や「空売りの損失は青天井」といった言葉がありますが、株価の下落には「底(0円)」がありますが、上昇には「天井」がありません。

つまり果てしない金額を損する可能性があるのが「空売り」です。

2011年11月に仕手株の新日本理化を3万株空売って一時死にかけました。

その後5000万円まで回復するも、2012年の後半だけで資産を4500万円失いました。

出典:アメーバブログ「買いは家まで 売りは命まで(https://ameblo.jp/iguru402/)」

2012年に「新日本理化(4406)」が株価を大きく上げ話題となりましたが、個人投資家の「いぐる」という方は仕手株に3万株もの空売りを入れ死にかけたそうです。

stock4406 - 株式投資での失敗談(借金・人生終わった・2ch等)まとめ

新日本理化(4406)は仕手筋「誠備グループ」を率い兜町の風雲児と呼ばれた「加藤暠(かとうあきら)」が手掛けた仕手株として知られる銘柄ですが、当時のチャートを見ると仕手株の可能性がありそうな銘柄に空売りを入れることのリスクの高さが分かるのではないでしょうか。

仕手筋とは?

摘発が厳格でない事を逆手に取り、脱法・違法まがいの手法を取り入れ価格操作を行う不正な売買筋のこと。

2016年12月に加藤暠氏が亡くなられ「仕手株」という言葉はあまり耳にしなくなりましたが、空売りを行う際はしっかりと株価を上げている材料を調べ、買い材料が見当たらないのに株価を上げている銘柄には注意するようにしましょう。

退場です

同じことくりかえしてれば いつかはこうなりますね

ほんと 自分でばかだな。。と改めて思いました。

売りでいくらお金とばしてきたんだろう

売りは命まで。。まさにそうです

もう株できません

頑張って働いてお金たまったら またやるかもですが もう同じ過ちはしたくないです

精神的にもまいってしまい 働く気力もないのですが そうもいってられないので 根性だして生きていきます

とことん 沈んでしまい ゼロになってみて いろんなものがみえてきました

私は 自分で本当に甘い人間なんだな。。ってしみじみ思いました。

自分が悪いのに 泣いて泣いて。。涙がかれるまで 泣きました。

今も書きながら 涙で曇ってます。。

でも 自分が悪いんです、 株は自己責任なんです。

こんな状態を笑ってみてる人もいると思うんです。 相場の世界って そんなもんです。

出典:2chスレ「【4406】 新日本理化26 【信じる者は救われる?!】(https://awabi.5ch.net/test/read.cgi/livemarket1/1326962888/)」

空売りは資金力に余裕がある人ほど引くに引けない状況に陥りやすいと思います。

高値から急落するタイミングで空売りを入れることが出来れば大きな利益に繋がるかとは思いますが、“自分にはまだだいぶ余力があるから大丈夫だろう”とざっくり考えるのではなく、“含み損が何パーセント以上になったらロスカットする”など、リスクのある取引を行う際は予めしっかりと損切りラインのルールを決めておくようにしましょう。

【株式投資での失敗談】ソフトバンクのIPOで失敗した人

2018年12月19日、日本市場最大規模のIPO(新規上場株式)となるソフトバンク(9434)が東証1部市場へ上場しました。

新規上場調達額2.64兆円という吸収金額の大きさが当時話題となり、抽選に申し込めばほぼ当選確実と言われたIPOでしたが、上場初日に付けた初値は公開価格1,500円から37円安い1,463円と公募割れし、ソフトバンク(9434)の株価は初値形成後も売られ2018年12月20日安値1,176円までの下げとなりました。

BB期間中(IPOの抽選を受ける申し込み期間)に長時間に及ぶ通信障害が発生した影響もあったのかもしれませんが、多くの個人投資家が上場初日から含み損を抱えることとなり、ソフトバンク(9434)のヤフー掲示板や2ch・ツイッター等SNSでは、落胆、憤り、恨みつらみのコメントなどで溢れることとなりました。

ソフトバンクのIPO詐欺レベル。

何兆円溶けるんですか?

あれだけCMして個人の関心引いといて、初日でほぼ寄り天安値引けとは酷いね。

ソフトバンクのクソIPO。

ソフトバンクまじ最低のIPOだな。

金返せ!

もうsoftbankのマークの付いたスマホ使いたくない。

家族全員ソフトバンク解約しました。

ソフトバンクのipo洒落になんない。

損正義やないか!

公募組が全員損正義。

5時間でマイナス510万でした。

ソフトバンク平成最後のクソIPOでしたな。

これはソフトバンクショックだわ。

IPO初日で200万以上やられた。

誰が1500円なんて決めたんだよ。

ソフトバンク株6億円買った個人投資家「史上最大の失敗のIPOなのでは」

ソフトバンクのipoは大失敗。

参照:YAHOO!ファイナンス掲示板、ツイッター等

当時ソフトバンクの証券コード「9434」は「串刺し」と言われ、ソフトバンクの解約運動を募る人もいたようです。

ソフトバンク(9434)のIPOは知名度・話題性の高さや配当利回りの高さなどが注目されましたが、親子上場であることや吸収金額の大きさへの懸念が強かった感じでしょうか。

上場時の地合い(相場の状況)が悪かったのもあるかもしれませんが、NTTドコモ(9437)やKDDI(9433)より割高感がある価格で設定されていたことや、成長性への懸念があったことも不人気要素となった印象ですね。

IPOは人気化し初値で2倍、3倍つけるような銘柄もありますが、吸収金額が大きかったり不人気要素がある銘柄は公募割れリスクがあるので注意が必要です。

当時ソフトバンクのIPOを1億6000万円分購入した人が報じられていましたが、その方は一時損失が3,000万円もの金額に及び、ストレスで眠りの浅い日が続いたようです。

IPOは吸収金額が軽めでIT系の新興株が人気化しやすい印象ですが、IPOで失敗したくない人は、公募割れ予想が全くないような銘柄に申し込むのが賢明かと思います。

「ソフトバンクのような知名度が高い会社が公募割れなんてないだろう」と多くの方が思われたのではないかと思いますが、今後また知名度が高い大型IPOが出てくるかと思いますので、その際はしっかりと懸念材料や不人気要素を確認し、公募割れリスクを考えた上で抽選に申し込むかどうかを検討するようにしましょう。

【失敗談から学ぶ】株で失敗する人・大損する人の共通点

先人投資家の株取引における失敗談をまとめてみましたが、“なぜ株取引で失敗してしまうのか?”について分かりましたでしょうか。

「今でしょ!」で知られる林修先生が、出演していた番組で“歴史からみる負けるやつに共通する敗因”を話されてましたが、失敗する原因や負ける原因として「情報不足」「慢心」「思い込み」の3つを挙げています。

林修先生は中でも「情報不足」こそが最も多い失敗の要因だと語られてましたが、情報が不十分だと感情や思いつきで行動することになってしまうとのことです。

確かに「戦う相手の情報」であったり、「戦う環境や仲間の状況に関する情報」であったり、“どう行動するか判断するのに必要な情報がどれだけあるか”は勝敗は大きく関わってきそうですね。

林修先生は「徳川幕府」「旧日本軍」「民主党」などを例に挙げ、彼らの勝敗を分けたのも「情報不足」であると分析されてますが、株取引においても失敗する人・負ける人の多くはこの「情報不足」により感情や思いつきでトレードしてしまったという人が多いのではないでしょうか。

次に「慢心」ですが、慢心とは根拠のない自信を持つことです。

これまでに大きな失敗をした経験がない人は慢心しがちかと思いますが、「自分なら大丈夫だろう」「なんとなく勝てるだろう」など、根拠のない自信だけで勝負に臨むべきではありません。

調子に乗った勢いで勝てることもあるかもしれませんが、“失敗して始めて気付いた”ということにならないように、自身の心理状態を把握し、根拠のない自信だけで勝負に臨むのではなく、勝つために必要な準備や知識をしっかりと身に付けておくことが大切です。

最後に「思い込み」ですが、思い込みとは何も検証した訳でもないのに判断してしまうことです。

株取引においても「これだけ下げたら上がるはず」「もうそろそろ上がるはず」という思い込みが大きな失敗・損失に繋がるケースが多い印象ですが、多角的に見てみることをせず、思い込みであったり“こうなって欲しい”という願望で物事を判断すると、失敗する可能性が高まってしまうことでしょう。

思い込みや願望だけで決めていないか、事実を元に検証し、客観的に分析してみることも大切です。

林修先生が話した3つの敗因は勝敗があるもの、成功や失敗があるものなら殆どの事柄に通じるかと思いますが、株式投資においても失敗する人・負ける人に共通する敗因は「情報不足」「慢心」「思い込み」の3つが殆どではないでしょうか。

  • 買う銘柄のことをなにも調べずに、なんとなく買ってしまった。
  • 株は上がるか下がるかだから簡単に勝てると思って買った。
  • ずっと株価を下げてたからもう上がるだろうと思って買った。

株は上がるか下がるかなので、ずっと株価を下げていた銘柄をなんとなく買ってみたら簡単に勝てたということもあるかもしれませんが、林修先生は勝者に関しては“運だったり実力だったり、様々な要因や偶然が重なっていることが多いから法則性は薄い”と話されており、“誰が勝ったかなどはどうでもよい”と切って捨てています。

つまり、運で勝ち続けれる人もいるかもしれませんが、たまたまの運で勝つのではなく、負ける人・失敗する人に共通する敗因から学び、しっかりと運だけではない要因で勝てるように努めることが大切って感じですかね。

株で失敗したくない人・情報不足をカバーしたい人におすすめの株情報サイト

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サイト名概要
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